お互いが神性・女神性に目覚めている
結婚当初は、何もかもが違いすぎて、夫婦の危機がたくさんありました。けれど一つ一つ乗り越えていくうちに、それは「違い」が原因ではないと気がつくようになりました。単に、私がまだ、自分の価値や尊さに気がついていなかっただけのこと。
私が私自身を女神だと認めて、そのように扱うことで、相手からも女神のように接してもらえます。そして、自分が女神だと感じるのと同じぐらい、相手が神であると感じられて、感謝と敬意とが溢れてきます。自分自身、そして相手の高貴さを尊ぶこと。それが黄金ルールの、一番の基本だと思っています
決して自分の成長を止めない
夫婦として時を経るに従って、お互いの立場も変化してきますが、私が女性としての役割やエネルギーを理解することは、二人の関係性を良くするだけでなく、お互いの人生を発展させるのにとても役立ちました。
私が変われば、主人も変わりましたし、主人が変われば、私も変わりました。外見や装いにも、一緒に過ごす環境にも、常にその変化が表れていると思います。
男女がずっと一緒に過ごせば、正直、些細な喧嘩は日常茶飯事ですし、順風満帆なことばかりではありません。けれど、私が私であることを追求し、成長を続けるほど、関係は自然と強固になっていく。
本当に夫婦とは鏡のようなもの。二人の関係を通して、自分自身について多くを学ぶことができると感じています。
いつだってロマンスと情熱の炎を
突然のプレゼントや、口に出して伝える愛の言葉。ドレスアップしての二人きりのデート。キャンドルを焚いてロマンティックに過ごす夜。日々の装いにだって、どこか相手を魅了するようなサプライズとエッセンスを取り入れて…。
夫婦だからこそ、日常にロマンスがあることは、とっても大切!
主人も私も、恋人同士としてのロマンスや情熱の炎は、決して絶やさないように努力をしています。
その一つが、毎年行う結婚式。結婚以来、毎年愛のセレモニーを行い、絆をリニューアルしています。何度行っても、何年経っても新鮮で、そしてまた年ごとに深まる絆を感じています。
人生のビジョンを共有する
人生のビジョンを共有し、常にそれに向かって進んでいること。私たち夫婦の原動力を考えると、ここに尽きるのではないかと思います。別々の方法やアプローチであっても、同じ世界を見ていること。だからこそ、一緒にいる意味もありがたさも感じられるような気がいたします。
主人とは、いつも二人で、それぞれが目指す世界に対してのビジョンについて話し合っています。思い描く理想の未来を語るのは、とてもワクワクすること。そして理想を叶えるための努力を、サポートしあえる心強さ。
人生という冒険を一緒に歩めるパートナーの存在に、心から感謝をしています。
この関係こそ、すべての基盤
自分の世界、自分の王国。それを本当の意味で築きたかったら、土台となる基盤が何かをよく見なくてはいけない。
古来より形而上学ではそんなことを伝えられています。
そして私にとっては紛れもなく、主人とのパートナーシップが人生すべての基盤となっています。
それぞれに別の世界があり、別々のものを追求していますが、足元はこの関係性に土台を置いているのです。この土台がしっかりしてさえいれば、人生の他の領域もすべてうまくいくものだと感じています。絶対的な安心と心の平和がそこにはあるからです。
夫婦の形は決められたボックスに当てはめる必要はありません。それぞれの夫婦が、自分たちの間で成立するスタイルを作っていくことが大切だとも感じています。
ですが、そこには必ず、二人の関係性が強固な土台となっていることが必要です。互いに喜びを見出し、互いに喜びをもたらすパートナーシップ。それは、揺るぎない基盤と自由を与えてくれるのです。