「すべての女性の中には気高い女神が存在している」。
これは哲学でも信条でも理念でもなく、シンプルに「事実」です。
ただ「女性らしい」という表現では言い尽くせない
気高く、誇りに満ち、なにものにも侵されることのない神聖な存在。
それが、女性の真の姿です。
そう確信を持って言えるのは、
私自身が実際に自分の中の女神を体感したからに他ありません。
もう10年以上前になるでしょうか。形而上学を教えるモダンミステリースクールにて「真の女性性」について学びを深めていた時のこと。鏡を見つめるというワークがありました。鏡で自分自身を見つめながら「私は女神です、私は女神です…」と繰り返し唱える。ただそれだけのことです。
最初はなかば冗談のつもりでそれを行っていると、突然、とてつもなく強烈で神聖な感覚が内側から湧き起こり、涙が止まらなくなってしまいました。なぜだか理由はわからない。けれど、ただただ涙が溢れてきたのです。
それは、「本当に自分は女神である」という真実をぶつけられたような感覚でした。あのような感覚は、後にも先にも味わったことがないぐらい。魂の奥から湧き上がってきているような、本当に神秘的で不思議な感覚でした。
「女性は女神である」「自分は女神である」。
それ以来、この事実がどんな時でも深いところで自分の価値を信じることを助けてくれました。思わず自分のことを貶めてしまいそうになった時、自信を失いそうになった時、「気高い女神として生きていく」と思い出すことが、勇気をくれました。そして、すべての女性の中にいる女神を、もっと表に出していきたいと願うようになったのです。
それが、EIKO’s Worldの原点です。
女性には美しい資質がたくさんあります。しなやかさ、思いやり、受け入れる力、育む力、神秘、ロマンス、官能性、エレガンス…。
そして、お一人お一人によって、その表現の仕方も変わってきます。凛々しかったり、慈愛に満ちていたり、艶やかだったり…。お客様がEIKO‘s Worldの作品を袖に通されるときは、まるでそれぞれの女神の誕生を目の当たりにしているかのようで、いつも無上の喜びに包まれます。気品にあふれた、その方だけが表現できる本質の美しさをまとっている。本当に女性は女神なんだなと実感する瞬間です。
女神には女神にふさわしい生き方があります。
何があっても自分の価値を落とさないこと。
品格を持った美しい振る舞いを心掛けること。
自分の内なる女神を臆することなく表に現していく。
誰のためにでもなく、まずは自分のためにそうするのです。
それによって、がむしゃらに頑張ろうとするよりも、ずっと効率的に物事が動くこともあります。あなたが女神として自分を慈しむほど、そのように慈しんでくれる人が現れます。女性が女性としての本質に立ち返ることで、男性もまた本質の気高いナイト(騎士)へと変化するのです。
…あなたはご自身の中の女神と、もう出会っているでしょうか。
すべての美しき女神が世に現れること。
それが私の切なる願いです。