妖精界の女王をイメージしたジュエリー、マーメイドをイメージしたドレス、天使の羽と妖精の羽のミックスをイメージした、アイコニックなバタフライデザイン…。
Eiko‘s Worldのデザインインスピレーションの源は、この世界ではないもの、いわゆる「見えない世界」や「異次元」から多くを受け取っています。
ファンタジックな世界を愛するファッションデザイナーは世の中に数多くいらっしゃいますが、もし、私が他と違うことがあるとするならば。それは、私にとっては「見えない世界」のほうが、「本当の世界」だということでしょうか。
女神や天使はともに仕事をする存在であり、
妖精も、エルフも、ユニコーンも、ドラゴンも、とても親しい友人です。
彼らの棲む世界の風景や、彼らが身に着けていた衣装やジュエリーを、いつでも鮮明に思い出すことができます。それはこの地球のどこを探してもないであろう、異次元の美が存在する場所。そこで見たものをそのまま描きとって、デザインに起こしていることも少なくありません。
突飛な話だと思われるかもしれませんが、本当は誰もが彼らや彼らの住む世界と繋がっています。ただ「見える世界」がすべてだと思っていると、その感覚を取り戻せないだけ。形而上、つまり形になる前の世界にすべての元型とエネルギーがあり、それを形として見せることがアートなのです。
自分自身についても、今理解している範囲の自分がすべてなのではありません。形になる前のオリジナルのあなた、本質のエネルギーが先に存在していて、それは神々しいほどに眩しく、誇り高く、あふれんばかりの美しさを放っています。妖精やドラゴンと一緒にお洋服やジュエリーを創作することで、身にまとう方が本質の自分を思い出す。そんな魔法をかけていきたいと思っています。
特に私が繋がりを強く感じている妖精たちの得意分野は、美の波動を高めることと、ハッピーなエネルギーを創り出すこと。
デザインワークをする際も、時にアドバイスをくれたり、時にはイタズラをしたりして、いつも私の生活に深く関わりながらサポートしてくれます。そして、ご一緒にお仕事する方やお客様にも、「この方は、もしかしたら妖精の一族?」というような方が不思議と多くいらっしゃいます。冗談のようでいて、本当の話なんですよ。
あなたが忘れてしまっている、または思い出したいと願っている真実の姿。Eiko’s Worldの魔法が、それを引き出します。